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ほら得意の炎で焼いてくれ あなたの言う愛で
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2025/05/11 (Sun)
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切
2000/01/01 (Sat)
詩
ただそっと刃を滑り込ませるだけ
静かに愛する胸へ唇を添えて
僕らいつの間に欠けているんだ
少しずつずれていったわずかな距離を
隙間風が撫でた音が聞こえたはず
( お ま え が す き 。 )
( お ぼ え て い て 。 )
なんでもいいだなんて嘘だよ
お前がいらないなんて嘘だったんだ
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Blind
2000/01/01 (Sat)
詩
地震のような鼓動ひとつ
さびしさに身を寄せる真夜中
眠りをさまたげるなにか不安定なものから逃げられず
あてのない未来などみられない
少しだけ知り過ぎている色のない現実に
ゆるり追い詰められた孤独にかじかむ指の先
その腕で知識を求めたのは楽園の女なんかじゃない
ねえ寄り掛かってもいい?
依存が巧くなる私だけど
ずっと離さないでいてくれる?
その手の先に見えるただほのかな道筋が
あまりにも不安定だけど
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空白色
2000/01/01 (Sat)
詩
(たちまちに ゼロは 吸収されて 音を立ててはじけとぶ)
あなたのいない間 時計の音
凍てつくゼロに 唇を寄せる
シンデレラの 破壊された夜
奏でる音を 煌びやかさなど
もう何も 必要なかった喧騒
(希望も願望も存在しない 満たされた無機質な横顔がそこにあるだけ)
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こたい[固体/個体]
2000/01/01 (Sat)
詩
だましてもいい。
あなたのもとにすべてが届くころ、
ぼくはそうやってうそぶいた。
気付いていた。
もう、あなたがぼくでないことに。
てをつなぎあっていたころの夢をみよう。
それがしあわせであったころの歌をうたおう。
溶けあえていたのは、それはずっと昔のことで、
境界線がなくなってしまえるほど、柔らかく未熟だったから。
それから少しだけ大人になって分かったのは、
いつかはぼくらが形作られてしまうということだけ。
こたい、になってしまったぼくらは、もうひとつじゃない。
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ひとつめ
2000/01/01 (Sat)
詩
満ち足りていて綺麗なものばかりが真実
薄く口を空けて白い歯をちらりと見せ上品に笑う
満たされない私
吹き溜まった朝のかたまり
起き上がっても夜のまま
私は幾多も隙間を通り
小さく身を縮込ませて
満ち足りた人々の間を卑しく這い蹲るのです
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